2018年10月8日
症例報告
今回の症例は、意識消失の緊急対応です。
大脳皮質のタップで意識が戻りました。
90代女性、既往歴は特にない。
前日まで、ショートステイに行っており慣れない生活での
ストレスで心身不安定な様子と、家族より連絡あり。
午前中、入浴し脳トレのパズルをしている時には
目立った変化なく、隣の方と良く話しをしていた。
11時20分昼食前の体操を始める時間、パズルの手が止まっている。
イスに座った状態で下を向き目を閉じた状態で、意識がない。
気道確保し、声を掛けるが反応なし。
プアープアーと大きな呼吸、けいれんなし。
痛み刺激反応なし。
血圧136/72 脈80 体温36.0 SaO2:97%
11時25分救急要請し大脳皮質を行う。
声掛けに反応ないが、乳頭の痛み刺激に顔をしかめる様子あり。
口がゴニョゴニョ動いている。
血圧130/62 脈80 体温36.1 SaO2:99%
11時30分
痛み刺激に、痛いと反応する。
呼吸正常に戻り、意識戻る。
救急車到着し、救急隊の方の質問に受け答えできている。
病院での検査の結果、特に異常なし。
元気に毎日デイサービスに通っています。